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「風香」第百四十四番
「寿羽子板図」
  羽子板・牧進筆

お正月に羽子板を飾るのは、魔除け厄払いの意味を持つからです。新年の幸福を祈ったり、誕生したばかりの赤ちゃんがすくすくと育つようにとの願いが込められました。松竹梅の散りばめられたおめでたい布に、華やかな羽子板が幸多き日々を祈ります。

「寿羽子板図」

牧進(まき・すすむ)

1936年、東京都に生まれる。父は下村観山に師事した事のある画家で、中学校時代から日本画の手ほどきを受ける。1952年、川端龍子の内弟子として入門。1957年、第29回青龍展出品作「白薔薇」が初入選。1966年、川端龍子が亡くなると、無所属のまま個展を中心にした制作活動を開始、今日にいたる。
高い技術と美意識に支えられた仕事は、美術収集家としても知られる川端康成の目に止まり、その感動をつづった「牧進讃」という見事なオマージュをこの文豪に書かせるに至った。1975年第3回山種美術館賞展に出品した「叢」は優秀賞を受賞する。

風香シリーズはインナチュラル楽天市場店にて販売いたしております。